幼児のかんしゃく時にやってはいけない10のこと

もし幼児のかんしゃくに大人気ない対応をしてしまったことがあっても、自分を責めすぎないでください。かんしゃくへの対応はストレスがたまりますし、人間誰しも間違いはあるものです。

幼児のかんしゃく時にやってはいけない10の対応 カバー画像

もし幼児のかんしゃくに大人気ない対応をしてしまったことがあっても、自分を責めすぎないでください。かんしゃくへの対応はストレスがたまりますし、人間誰しも間違いはあるものです。

かんしゃくについてより詳しく知るには、かんしゃくガイドをご覧ください。

そうは言っても、親御さんの反応がお子さんの反応に非常に大きな影響を与えることを知っておくのは大切です。言い換えれば、感情がさらに高ぶるか、それとも落ち着くかの分かれ道になり得るのです。また、お子さんが成長するにつれて自分の感情をどのようにコントロールできるようになるかにも影響を与えます。

練習すればするほど、たくさんの学びがあります!Speech Blubsアプリを試して、お子さんと一緒に楽しく魅力的な言葉の学習を始めましょう!

親御さんのかんしゃくへの対応は、お子さんの反応に劇的な影響を与えます。

覚えておいてほしいのは、親御さんはお子さんにとって最も大きな影響力を持つ存在であり、親の行動を真似するということです。そのため、幼児期のかんしゃくにどう対処するかは、お子さんの将来に大きな違いをもたらします。しかし、特に「魔のイヤイヤ期(かんしゃくの時期)」が初めての場合、かんしゃくにどう対応すべきかを知るのは難しいこともあります。そこで今回は、幼児のかんしゃく時に「やってはいけないこと」についてお話しします。代表的な10項目をご紹介します:

1. 子どもの気持ちを否定しない

時には、牛乳をこぼした、新しいおもちゃを買ってもらえなかった、泥を食べてはいけないと言われたなど、ほんの些細なことでかんしゃくを起こすことがあります。しかし、理由が何であれ、子どもの気持ちを否定しないことが重要です。大人から見ればくだらない理由に見えても、お子さんにとっては非常に重大なことなのです。

何か嫌なことがあって落ち込んでいるときに、誰かから「なんでそんなことで怒っているの?大したことないじゃない!」と言われたら、どんな気持ちになるか想像してみてください。きっと怒りが湧いてきますよね。お子さんもまったく同じように感じています。あなたには些細なことに思えても、お子さんの心の中では、その悔しさや悲しみ、怒りは本物なのです。

ですから、どんな理由でかんしゃくを起こしていても、その気持ちを受け止めてあげることが大切です。「本当に欲しかったおもちゃが買えなくて、すごく悔しかったんだよね」。そのように気持ちに寄り添ってあげるだけでも、驚くほどの効果があります。

2. かんしゃくを自分のせいにしない

これはとても大切なポイントです。多くのお父さんやお母さんが、かんしゃくを自分の育て方が間違っているサインだと受け止め、個人的に責任を感じてしまいがちです。しかし、それは正しくありません。かんしゃくは、子どもの成長過程におけるごく自然な行動の一部です。激しく起こす子もいればそうでない子もいますが、かんしゃくを経験したことのない親など世界中どこにもいませんので安心してください。

なぜなら、かんしゃくは「しつけや行動」の問題ではないからです。それは単に、他に感情を発散・表現する方法がないときに、お子さんが自分の気持ちを表現しているだけなのです。

ですから、自分を責めないでください。あなたは何も悪いことをしていません。かんしゃくは完全に普通の発達段階であり、どの子もこの時期を通り抜けるものなのです。

3. 子どもを笑わない

自分が何かに酷く腹を立てているときに、パートナーから笑われたらどう感じますか?きっと、余計に頭に血がのぼってしまいますよね。

かんしゃくの原因が時には「笑ってしまうようなこと」であっても、後で友人とおしゃべりしながら笑い話にする時まで、笑いはグッとこらえましょう。子どもの目の前で笑ってはいけません。それは子どもの感情を否定するのと同じであり、「親はつらい時に頼りにならない」とお子さんに刷り込んでしまうだけです。

繰り返しますが、どんなに些細なきっかけであっても、お子さんが落ち着いて話せる状態になったら、その感情をしっかりと受け止めてあげてください。

https://youtu.be/NBUhV4seFHA

かんしゃくの理由は時にばかげて見えることもありますが、お子さんのかんしゃくをからかったり笑いものにしたりするのは避けるべきです。

4. 冷静さを失わない

これが難しいことはよく分かります。先ほどもお伝えしたように、幼児のかんしゃくへの対応が強いストレスになるのは当然です。しかし、親自身が自分の感情をコントロールできなければ、どうしてお子さんに自分の感情をコントロールすることを期待できるでしょうか?まずは親がお手本を示しましょう。お子さんがかんしゃくを起こしているときは、(心の中では穏やかでいられなくても)冷静で落ち着いた態度を保ってください。

お子さんは、親がイライラしているのを見ると、ますます感情を高ぶらせてしまいます。逆に、親が落ち着いている姿を見せることで、やがてその行動をお手本として学ぶようになります。

5. その場から立ち去らない

幼児のかんしゃくは、何らかのネガティブな感情を外に出そうとする表現です。そして、子どもが悔しい、悲しい、怖い、怒っていると感じているときこそ、親の存在が最も必要とされる瞬間です。見捨てられたと感じさせないでください。余計にパニックになってしまいます。離れるのではなく、少し距離を置きつつも、お子さんから親の姿が見えて、すぐ近くにいると分かる場所にいてあげましょう。そうすることで、今この瞬間も、そして将来も、「何かあれば親がいつでもそばにいて助けてくれる」という安心感をお子さんに与えることができます。

6. 理屈で言い聞かせようとしない

お子さんの感情が高ぶっているときは、合理的な思考ができる状態ではありません。かんしゃくの真っ最中に理由を説明して言い聞かせようとしても無意味です。話は耳に届きません。状況によっては、さらに感情を爆発させてしまうことさえあります。

お子さんが理屈を理解できる年齢であれば、言い聞かせること自体は良いことですが、かんしゃくがおさまり、気持ちが普段通りに落ち着くまで待ちましょう。効果があるのは、心が落ち着いたときだけです。

7. 要求に屈しない

多くの場合、かんしゃくはお子さんの何らかの要求から生じます。疲れていて機嫌が悪いのかもしれませんし、お腹が空いていてイライラしているのかもしれません。しかし時には、自分の「欲しいもの」が手に入らないことでかんしゃくを起こすこともあります。ショッピングモールなどでかんしゃくをよく目にするのはこのためです。子どもがピカピカの新しいおもちゃを見つけ、親が「ダメ」と言った瞬間に、大爆発が始まります。

このような場面でも、要求を呑むことなく、子どもの気持ちを受け止めてあげることはできます(「悔しい気持ちはわかるよ」など)。実際のところ、お子さんが自分の「欲しいもの」を巡ってかんしゃくを起こしている場合は、絶対に要求に屈しないことが強く推奨されます。毎回思い通りにしてしまうと、子どもは「かんしゃくを起こせば思い通りになる」とあっという間に学習してしまい、結果としてかんしゃくの回数が増えることになってしまいます。

Toddler-tantrum-how-to-stay-calm

8. 物で釣らない

物で釣る(ご褒美で釣る)ことは、要求に屈するのと同じ結果を招きます。子どもの気をそらすこと(「ほら見て、あそこにサンタさんがいるよ!」など)は問題ありませんが、物で釣ること(「泣き止んだら新しいおもちゃを買ってあげるから」など)はいけません。これはかんしゃくを起こす行動を強化してしまい、後々その癖を直すのがますます難しくなってしまいます。

9. 子どもを罰しない

幼児期のかんしゃくは、自分ではコントロールできない感情を表現したり調整しようとしたりした結果であることを忘れないでください。したがって、この段階で罰を与えても何の効果もありません。

少し大きなお子さんがかんしゃくを起こしている場合でも、その最中に罰を与えると、行動がさらにエスカレートするだけです。もしペナルティが必要な場合でも、お子さんが落ち着き、状況がクールダウンするまで待ってから、座って冷静に結果について話し合いましょう。

10. 根本的な問題のサインを見逃さない

かんしゃくは子どもの成長において自然なことですが、時には根本的な課題のサインである場合もあります。例えば、言葉の発達に遅れがあるお子さんは、かんしゃくなどの行動がエスカレートしやすい傾向があります。実際、研究によると、言葉の発達が遅い子どもは、典型的な発達の子どもに比べてかんしゃくを起こす可能性が2倍高いことが示されています。そして、言葉の課題に早く気づいて特定できればできるほど、適切なサポートを行い、それに伴うかんしゃく行動を減らす成果を上げやすくなります。

幸いなことに、ご自宅にいながらお子さんの言葉の発達を促すためにできることがあります。Speech Blubsのようなアプリは、子ども向けに特化して作られており、同年代のお友達の真似をしたり、楽しいゲームやアクティビティを通じて言葉の発達を促すことができます。

Speech Blubsアプリは、お子さんの言葉の発達を助け、(かんしゃくを起こす以外の)感情を表現するための多様な手段を提供します。

もしお子さんが日常的にかんしゃくを起こしており、言葉の遅れに不安を感じているなら、ぜひ今すぐSpeech Blubsをお試しください。お子さんの言葉の発達を助けるだけでなく、ご家庭内でのかんしゃくを減らすことにもつながります。

記事一覧に戻る