言葉の遅れがある子どもは自閉症なのでしょうか?
この記事の内容:自閉症と言葉の遅れ/言葉の遅れがあるお子さま向けSpeech Blubsアプリ/自閉症のサインと症状/言葉の遅れのサインと症状
この記事の内容
- 自閉症と言葉の遅れ
- 言葉の遅れがあるお子さま向けSpeech Blubsアプリ
- 自閉症のサインと症状
- 言葉の遅れのサインと症状
お子さまを診察する専門家であれば、自閉症と言葉の遅れの違いをしっかりと見極めることができ、単に適当な診断名を下すようなことはありません。また、言葉の遅れや自閉スペクトラム症が心配な場合は、言語聴覚士(SLP)に相談することをおすすめします。
言語聴覚士は自閉症の確定診断を行うことはできず、それは小児神経科医や発達外来の医師が行います。自閉症の診断方法について詳しくはこちらをご覧ください。ただし、言語聴覚士はお子さまに自閉症のサインが見られるかどうかを伝えることは可能です。
https://www.youtube.com/watch?v=ifOeX3K1Jxk
言葉の遅れと自閉症の違いを理解するために、こちらの動画をご覧ください。
私の専門家としての経験や研究結果からも、お子さまがどちらかのリストにあるサインや症状を示していると感じた場合は、適切な医療専門家に相談して正確な診断を受けることが極めて大切です。この記事では、両方の特徴やサイン・症状について詳しく解説していきます。
自閉症と言葉の遅れ
言葉の遅れがあるお子さま向けSpeech Blubsアプリ
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自閉症のサインと症状
自閉スペクトラム症(ASD)の可能性を示すサインや症状は数多くあります。ASDのある大人や子ども全員にすべての症状が現れるわけではありませんし、ASDのない人でも同じような行動や症状が一部見られることがあります。サインを把握するために、以下の項目をチェックしてみましょう。
- 言葉やコミュニケーションスキルの遅れ
- 視線を合わせようとしない(アイコンタクトの回避)
- ルールやルーティンへの強いこだわり(柔軟性の欠如)
- 些細な変化でひどく取り乱す
- 音、味、視覚、触覚、においに対して予想外の反応を示す(感覚過敏または鈍麻)
- 他人の感情を理解するのが難しい
- 狭い範囲の興味や特定の物に強く執着・熱中する
- 手をパタパタさせたり、体を前後に揺らしたりするなどの常同行動(反復的な行動)をする
- 生後12か月までに名前を呼んでも反応しない
- 生後14か月までに遠くにある物を指差さない
言葉の遅れのサインと症状
言葉と発達の遅れとは、子どもが期待されるペースで言葉や言語能力を発達させていない状態を指します。これは未就学児の最大10%に見られる一般的な発達上の課題です。お子さまが以下のことができない場合、言葉の遅れがある可能性があります。
- 生後12〜15か月までに、はっきりしていなくても簡単な言葉(「ママ」など)を言える
- 生後12か月までに、指差しや「バイバイ」と手を振るなどのジェスチャーを使わない
- コミュニケーションをとる際、声を出すよりも身振り手振りを好む
- 生後18か月までに、音や言葉の真似をするのが難しい
- 生後18か月までに、簡単な言葉(「だめ」「ストップ」など)を理解できる
- 簡単な口頭での指示を理解するのが難しい
- 2歳までに、言葉や動作の真似しかできず、自発的に言葉やフレーズが出てこない
- 2歳までに、特定の音や言葉だけを繰り返し、今すぐ必要な欲求を伝えること以外に話し言葉を使えない
- 2歳までに、簡単な指示に従うことができない
- 2歳までに、独特の声のトーン(かすれ声や鼻声など)で話す
- 3歳までに、短い文で話せる
- 4〜5歳までに、簡単なストーリーをお話しできる
どちらの状態であっても、早期介入を行うことで、お子さまが発達の目安に合った発話を身につけられる可能性が格段に高まります。特に自閉症のお子さまには、定型発達のお友達とより効果的にコミュニケーションがとれるよう、専門家によるサポートが必要です。
著者: Stacie Bennett