子どもの「ひとり遊び(自立した遊び)」とは?
この記事の内容:ひとり遊びとは?/ひとり遊びのメリット/ひとり遊びを促す方法/短い時間から始める/おもちゃをローテーションする/並行遊びを試してみる/ひとり遊びのアクティビティ...
この記事の内容
- ひとり遊びとは?
- ひとり遊びのメリットとは?
- ひとり遊びを促す方法
- 短い時間から始める
- おもちゃをローテーションする
- 並行遊びを試してみる
- ひとり遊びのアクティビティ
- 1歳未満の赤ちゃん向け
- ベビージム
- 触って楽しむ絵本(タッチ&フィールブック)
- 木製パズル
- 1歳以上の子ども向け
- ぬりえ・お絵描き
- シール貼り
- キッチングッズ
- ねんど遊び
ひとり遊びとは?
ひとり遊び(自立した遊び)とは、子どもが自分だけで遊ぶことができる発達段階のことです。ひとり遊びができるようになる時期には個人差がありますが、一般的には0歳から2歳頃に見られます。遊びの6段階(ミルドレッド・パーテン・ニューホール)によると、最初の3つの段階はすべてひとり遊びに関連しています。
最初の3つの遊びの段階には以下が含まれます:
ひとり遊びは、子どもの自立心を育む大切な発達段階であり、幼稚園や保育園に入ってからほかのお友達と行う「並行遊び」や「協調的な遊び」へとつながる基礎にもなります。
ひとり遊びのメリットとは?
ひとり遊びを通して、赤ちゃんや幼児は以下のようなスキルを身につけます:

多くの保護者の方は、ひとり遊びを「静かに過ごす時間」と考えがちです。しかし、ひとり遊びは必ずしも静かとは限りません。赤ちゃんがクーイングや喃語(なんご)を話し始めたり、幼児がおしゃべりを始めたりすると、ひとり遊びは一気ににぎやかになります! 初期の喃語はその後の会話の基礎となり、多くの子どもが空想のお友達(イマジナリーフレンド)を作って一緒に遊びます。これは自立した子どもに育つための正常で健全な発達プロセスですので、子どもが1か所にとどまらなかったり、大きな声を出して遊んでいたりしても心配しないでくださいね!
ひとり遊びを促す方法
子どもが遊びの発達段階を進むにつれて自然と自立心は育まれますが、遊びと自立をサポートするためにできる工夫はたくさんあります。ひとり遊びを促すための簡単なヒントをいくつかご紹介します!
短い時間から始める
遊んでいるときに常に親の注目や安心感を必要とするお子さんもいます。そんな場合は、まずごく短い時間のひとり遊びから始めてみましょう。おすすめなのは、5〜10分で終わる家事を1つ選び、その間お子さんに新しいおもちゃで遊んでもらう方法です。健全な情緒的発達を育むために、「家事が終わったら戻るね」と言った時間には必ずお子さんのもとへ戻るようにしてください。タイマーを使うと、短い時間を意識しやすくなるのでおすすめです!
おもちゃをローテーションする
いつも同じおもちゃばかりで遊んでいるなら、おもちゃを定期的に入れ替えてみましょう! また、ひとり遊びのルーティンを少し変えるだけで、子どもの自立心がさらに刺激され、創造力や問題解決力が高まることもあります。
並行遊びを試してみる
「並行遊び(パラレルプレイ)」は、ひとりで遊ぶ方法をお手本として見せてあげる良い機会になります。例えば、お子さんに絵本を1冊渡し、パパやママも自分の本を手にとって、それぞれ読書を始めてみてください。お子さんが喜んでその姿を真似することにきっと驚くはずです。
ひとり遊びのアクティビティ
1歳未満の赤ちゃん向け
ベビージム
まだひとりでお座りできない赤ちゃんには、おもちゃのついたベビージムの下に寝かせてあげることで、ひとり遊びを促すことができます。ぶら下がっているおもちゃに興味を持ち、手を伸ばすようになることで、粗大運動や微細運動(手先の動き)の発達を促します。
触って楽しむ絵本(タッチ&フィールブック)
感触を楽しめる絵本は、読書と感覚遊びがひとつになった優れものです。新しい概念を五感で学ぶ没入体験ができ、ひとり遊びへの興味を自然と高めてくれます。
木製パズル
ひとりでお座りができるようになった赤ちゃんにぴったりです。大きめのピースや持ち手(ノブ)が付いた木製パズルは、夢中になって遊べるだけでなく、問題解決力や指先の微細運動スキルの向上にも役立ちます。
1歳以上の子ども向け
ぬりえ・お絵描き
保護者の方の見守りのもと、クレヨンやマーカー、なぞり書き用のペンなどを使って、動物や形、文字、数字などのカラフルな絵を描く体験をさせてあげましょう。
シール貼り
シールを台紙からはがし、紙に貼る動作は、指先で物をつまむ力(ピンチ力)を育むのに最適です!
キッチングッズ
お鍋やフライパン、木製やプラスチックのスプーンなどのキッチングッズは、手と目の協調運動や、音の実験に役立ちます。確かににぎやかにはなりますが、楽しく自立した遊びを思い切り促してくれます。
Play-Doh(ねんど)
Play-Doh(ねんど)は、創造性と自立心を育む指先の感覚遊びです。クッキーの型抜きや小さなめん棒、ラミネート加工したステンシルシートなどを用意してあげると、いろいろな形を作る楽しさがさらに広がります。
自立した子どもたちは、ひとりで遊ぶことが楽しくて充実した時間であることを幼い頃から学びます。ひとり遊びのアクティビティは、保護者にほっと一息つける時間を与えてくれるだけでなく、赤ちゃんや幼児がひとりで遊ぶ自信を育み、やがて他のお友達と上手に遊べるようになるための大切なステップとなります。
著者: Liz Talton