おうちでできるクリエイティブな工作アイデアTOP3
子どもの工作は、言語聴覚士も言語療法として信頼を寄せるアクティビティです。受容言語や表出言語の課題に楽しくカラフルに取り組み、言葉の発達を促すのに欠かせません...
子どもの工作は、言語聴覚士も言語療法として信頼を寄せるアクティビティです。受容言語や表出言語の課題に楽しくカラフルに取り組むことができ、言葉の発達にとって非常に大切です。
この記事の内容
- 受容言語と表出言語とは?
- 言ってつぶそう(Say It and Smash It)
- お気に入りのおもちゃは何ができるかな?
- お菓子さがしゲーム
受容言語と表出言語とは?
受容言語とは、聞いたり読んだりした言葉を理解する力のことです。
受容言語に課題があるお子さんは、以下のようなことに難しさを感じます:
- 指示に従うこと
- ジェスチャー(身振り手振り)の意味を理解すること
- 物や絵を認識・特定すること
表出言語とは、自分が望んでいることや必要としていることを言葉や身振りで伝える力のことです。表出言語に課題があるお子さんは、以下のようなことに難しさを感じます:
- 物の名前を言うこと
- 表情で表現すること
- 質問をすること
- ジェスチャーを使うこと
言語療法のための工作アクティビティは、次の3つの目標を持って取り組むと効果的です:
- 受容言語のスキルを練習すること
- 表出言語のスキルを促すこと
- 心のリフレッシュなど感情面でのセラピー効果を得ること
言語聴覚士は、言葉の発達や遅れに対応できるよう、言葉の練習を取り入れた楽しくてワクワクする工作アクティビティを数多く開発しています。
ここでは、特におすすめのクリエイティブなアイデアTOP3をご紹介します:
言ってつぶそう(Say It and Smash It)
この工作で用意するもの:
やり方:
- スマッシュマットを用意し、お子さんに粘土を丸めてボールを作ってもらい、それぞれの丸枠の上に置きます。
- それぞれの丸枠には、答えるための質問や、リピートする言葉を割り当てておきます。
- 言葉を言えたり答えられたら、握りこぶしや手のひらで粘土をペタンコにつぶしてもらいます!
- 粘土をつぶすときに、「ぎゅっ」「ぺったん」「つぶれた!」などの生き生きとした言葉を声に出すよう促してあげましょう。
お気に入りのおもちゃは何ができるかな?

この工作で用意するもの:
- お子さんのお気に入りのおもちゃ(ミニカー、人形、ぬいぐるみなど)
- 床のスペース
やり方:
- お子さんにお気に入りのおもちゃを渡し、指示を出します。ここでは、おもちゃの車を例にします。
- おもちゃについて説明してもらいましょう。「何色かな?」「これはどんなおもちゃ?」「何ができるのかな?」
- 次に、以下のような指示を出して動かしてもらいます:
- 「車をまっすぐ走らせてみて」
- 「次は、バックさせてみて」
- 「くるっと丸を描くように走らせてみて」
- 「ソファの上を走らせてみて」
- 「手で持って、車を空へ飛ばしてみて!」
- 簡単すぎるようなら、2つ以上の指示を組み合わせてみましょう:
- 「ジグザグに進んでから、バックさせてみて」
- 「ソファから床へ走らせて、そのまままっすぐ進んでみて」
- 「くるっと回ってから、ジグザグに走らせてみて」
お菓子さがしゲーム

この工作で用意するもの:
- いろいろな色のお菓子
- 部屋(どこか1つの部屋)
やり方:
- お部屋の中のいろんな場所にお菓子を隠します(テーブルの上、本棚、イスの上、本の後ろ、引き出しの中など)。
- お子さんにお菓子を探してもらい、見つけたら次のような質問をしてみましょう:
- 「何が見つかったかな? 何色? どんな形をしている?」
- 「どんなにおいがする? いいにおい? それとも変なにおい?」
- 「触るとどんな感じ? つぶせるかな? のびる? かたい? それともやわらかい?」
- 「どんな味がする? おいしいかな?」
- こうした質問を投げかけることで、お子さんからの返答や楽しい会話が自然と引き出されます。
幼児向けのこうしたクリエイティブな工作は、お子さんが夢中になって言葉を学ぶきっかけになること間違いなしです!子どもの学び方はそれぞれ異なり、言葉の遅れなどを乗り越えるにはたくさんの練習が必要です。ぜひSpeech Blubsアプリも日々の練習に活用してみてくださいね。
著者: Ashley Lipman