子どもの汚い言葉や悪口をやめさせる方法

娘が初めて汚い言葉を口にしたときのことは、一生忘れません。義理の妹と義理の母と一緒に、ブロンクス動物園から車で帰宅する途中でした。当時2歳を少し過ぎたばかりだった娘のノラは、車の中ではほとんどおとなしく座っていました……

汚い言葉・悪口

娘が初めて汚い言葉を口にしたときのことは、一生忘れません。義理の妹と義理の母と一緒に、ブロンクス動物園から車で帰宅する途中でした。当時2歳を少し過ぎたばかりだった娘のノラは、車の中ではほとんどおとなしく座っていました。動物園を出たのがちょうど帰宅ラッシュの時間帯で、夫が突然急ブレーキを踏まなければならなくなりました。すると後部座席から、かわいらしい小さな声で「うわ、最悪(oh shit)」と聞こえてきたのです。夫と私は顔を見合わせ、「今、あの子言ったよね?」と言ったのを覚えています。反応すると面白がってしまうのでその場は聞き流したのですが、しばらくして夫が再び急ブレーキを踏んだとき、娘はまた同じ言葉を口にしました。私たちはすぐにその言葉遣いを叱り、なぜそんな言葉を使ってはいけないのかを説明しました。

夫も私も、子どもが言葉を真似できるような年齢になってからは特に、子どもの前で何を話すかにはとても気を使っていました。娘が一体どこでその言葉を覚えたのか、ずっと考えていました。娘の大好きな映画のひとつに『ゴーストバスターズ』があります。なぜかは分かりませんが、娘はこの映画が大好きでたまりません。映画の終盤で、登場人物の1人がその言葉を言うシーンがあるのです。そこで覚えてしまったのだと分かりました。

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正直なところ、使ってはいけない言葉だと娘が理解するまでに、その後も何回かその言葉を口にしました。それでも私たちは一貫した態度を崩さず、以下でご紹介するような対策を続けました。3歳になった今では、娘は周りの人たちに「それ悪い言葉だよ、言っちゃダメ」と言うようになっています。

なぜ汚い言葉を使ってしまうの?

まだ幼い我が子が初めて汚い言葉を使ったときは、本当にショックを受けるものです。でも子どもたちは、単に言葉を探求しているだけということもあります。言葉の意味が分からないからこそ、周りがどんな反応をするか、どんな説明をしてくれるかを見ることで学ぼうとしているのです。

もうひとつの理由は、大人の反応です。子どもは、大人が大きな反応を示す行動を繰り返す傾向があります。絵を描いて見せて大人が喜べば、また描きますよね。逆に「ダメ」と言われると、どこまで試せるか限界を確かめようとします。汚い言葉についても全く同じです。親がどう反応するかによって、子どものその後の行動が決まってきます。

言ってしまったときの対処法は?

私が一番お伝えしたいアドバイスは、「冷静でいること」です。幼い子どもが汚い言葉を使うのは、言葉を探求している過程であることがよくあります。新しい言葉を試して、その意味を理解しようとしているのかもしれません。また、言葉を話す練習をしている中で、偶然似たような音になってしまうこともあります。あるいは、悔しさやイライラなどの感情を表現しようとしているのかもしれません。単に響きが面白かったり、周りの反応を引き出せたりするから言っているだけの場合や、誰かの真似をしているだけのこともあります。

汚い言葉に対処する最も効果的な方法のひとつは、「完全に無視すること」です。多くの場合、汚い言葉を使うのは大人の気を引きたいからです。そのため、親が一切反応を示さなければ、子どもは手応えがないことに気づき、その言葉を使うのをやめるようになります。

一般的に、2〜3歳の幼児期の子どもには汚い言葉の意味を詳しく説明する必要はありません。よくある汚い言葉の背景にあるニュアンスを理解するには、まだ幼すぎるからです。「それは優しくない言葉だね」「良い言葉じゃないよ」と伝えるだけで十分です。4歳を過ぎたお子さんであれば、簡単な説明をすることで理解が深まります。

お子さんがその言葉の意味をある程度分かっていると感じたら、「その言葉ってどんな意味だと思う?」と聞いてみてもよいでしょう。その上で、「それはうんちのことを指す言葉で、使うのはお行儀がよくないんだよ」などと、大まかな表現でなぜ使ってはいけないのかを説明してあげてください。

Bad Language

もし汚い言葉を使い続けるようであれば、長い目で見た対策が必要です。ご家族全員で話し合い、使ってもよい表現と避けるべき言葉のルールを決めましょう。例えば家庭によっては、「もう!」などの表現は良くても、他の汚い言葉はNGとする場合もあります。我が家では下品なスラングは使わせないようにしていますが、家庭によって基準は様々でしょう。

おうちのルールを作りましょう! 家庭内で言葉遣いのルールを決めておけば、子どもが良くない言葉を使ったときに注意しやすくなります。例えば、「もっと優しい言葉で言ってね」「我が家ではそういう言葉は使わないよ」と声かけができます。汚い言葉に関するルールは、大人にも子どもにも同じように適用されると、子どもが混乱しません。子どもに汚い言葉を使ってほしくないなら、親や周りの大人たちもその言葉を使わないように徹底することが大切です。

思いやりのある話し方を促し、家庭での汚い言葉を減らすためのヒントをご紹介します:

  • つい汚い言葉が出そうになったときに代わりに使える別の言葉や、嫌な状況を乗り切るための別の表現を考えておきましょう。例えば、乱暴な言葉を吐く代わりに「今、すごく悔しいな」「すごくイライラしているよ」と言葉にしてみます。そうすることで、感情を適切に表現する良いお手本を示すことができます。
  • お子さんが怒りやイライラを上手にコントロールできているのを見かけたら、しっかり褒めてあげましょう。例えば、お友だちにからかわれて悪口を言われたときに、言い返さずにその場を離れたと話してくれたら、汚い言葉を使わずに冷静に対処できたことをたくさん褒めてあげてください。
  • お子さんが見ているもの、聞いているもの、遊んでいるものに気を配りましょう。テレビ番組や映画、その他の動画や音楽の対象年齢・レーティングを確認し、大人が見守ることが大切です。また、テレビやパソコンなどの端末は、大人の目が届きやすいリビングなどに置いておくのもおすすめです。
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