初めての耳鼻科(耳鼻咽喉科)受診ガイド

小児耳鼻咽喉科(耳鼻科)の医師は、お子さまの耳の痛みや喉の痛みを治療し、起こりうる聞こえ(聴力)の問題の解決策を見つけることができます。

耳鼻咽喉科の受診について

小児耳鼻咽喉科(耳鼻科)の医師は、お子さまの耳の痛みや喉の痛みを治療し、起こりうる聞こえ(聴力)の問題の解決策を見つけることができます。

かかりつけの小児科医から耳鼻咽喉科への紹介状をもらった場合、それにはきちんとした理由があるはずです。頻繁な中耳炎や副鼻腔のトラブル、または聞こえの心配などが考えられます。

小児耳鼻科の先生は、小さなお子さまを落ち着かせるプロですが、どんな診察をするのかを事前に知っておくと安心です。そうすることで、お子さまにとっても保護者の方にとっても、受診がずっとスムーズになります。

https://www.youtube.com/watch?v=NG2wZ4PGCy8

耳鼻科を受診したアンドリューくんの体験談を見る(動画)

初めての耳鼻咽喉科受診に役立つヒント

1. わかりやすく基本的なことだけを伝える

「小児耳鼻咽喉科医」「ENT」「耳鏡(じきょう)」といった難しい言葉を使う必要はありません。お耳の痛みを治してくれる新しいお医者さんのところに行くんだよ、と優しく伝えてあげましょう。

診察室で先生が何をするのかを教えておくのも効果的です。「特別なライトでお耳の中を見るよ」「お口をあーんと大きく開けるよ」「お鼻の中をちょっとのぞくよ(鼻の通りが良くなっているか確かめるため)」などと伝えます。事前におうちでごっこ遊び(お医者さんごっこなど)をして練習してみるのもおすすめです。

2. じっと座る練習をしておく

お耳に違和感や痛みがあると、診察で中を見られるときに痛いのではないかと怖がってしまうかもしれません。うちの娘も、先生に耳を覗かれるときはいつも嫌そうな顔をします。痛みがあるかどうかにかかわらず、子どもなら誰でも嫌がるものです。「先生はお耳を元気にしてくれるんだよ。じっと座って先生の言うことを聞けたら、すごく助かるな」と伝えてあげましょう。

準備として「リハーサル」をしてみましょう:椅子やママ・パパの膝にお子さまを座らせ、両耳の外側に触れている間、じっと動かずにいられるか試してみます。逆にお子さまにお父さんやお母さんの耳の中をのぞいてもらう練習をするのも良いですね。

3. 時間に十分な余裕を持つ

初めての小児耳鼻科受診は、少し時間がかかることがあります。一般的な待ち時間だけでなく、小児耳鼻科の先生は器具を使って診察する前に、小さな患者さんと信頼関係を築く時間をしっかりと取ることが多いためです。また、(人見知りや場所見知りのある)小さなお子さまは大人に慣れるのに時間がかかります。ましてや、怖そうに見える器具を持った大人ならなおさらです。

初めての視力検査や聴力検査でも同じことが言えますので、時間に余裕を持ってしっかり準備していきましょう!

5. 遠慮なく質問し、しっかり聞く

診察中は遠慮せずに質問しましょう。お子さまにも、聞きたいことがあれば何でも聞いていいんだよと伝えてあげてください。もちろん、とても小さなお子さまは自分で質問できないので、親御さんが代わりにしっかり質問できるよう準備しておく必要があります。疑問を解消しておけばおくほど、診察室を出た後のおうちでのケアもスムーズになります。

小児耳鼻科の先生は、もちろん診察で見つかったこと(鼓膜の奥に膿や液体がたまっていることが多いです)を説明し、治療方針を提案してくれます。聴力検査や、中耳の圧力を調べるティンパノメトリー検査などを行った場合は、検査結果や今後の対応についてもしっかり説明してもらいましょう。

メモを取れるようにノートを持参することをおすすめします。一度にたくさんの情報が入ってくると、どうしても忘れがちになってしまうからです!

https://www.youtube.com/watch?v=ELLOEHEFuxw

耳鼻咽喉科を受診する際の流れ(動画)

耳鼻科受診の体験談

娘のノラが生後6か月くらいの頃、いつも鼻が詰まっていたため小児耳鼻科に連れて行きました。夫に鼻のトラブルがあったので、遺伝的な問題がないかも確認したかったのです。結果から言うと、小さなノラよりも私のほうがよっぽどハラハラして大変でした。

娘は泣いたでしょうか?はい、泣きました。私も泣いたでしょうか?もちろん泣きました。でも、診察全体は10分ほどで終わりました。

先生は鼻腔の中を覗き、アデノイドが腫れていないか口の中を確認してくれました。さらに、耳もチェックして問題がないかを確かめてくれました。点鼻薬を処方してもらい、娘は約1週間でよくなりました。再受診の必要もありませんでした。

最初は圧倒されて不安に感じるかもしれませんが、耳鼻科の先生はお子さまが少しでも楽になるよう手助けしてくれますし、受診は思っているよりもあっという間に終わりますので安心してくださいね。

記事一覧に戻る