子どもに多様性(ダイバーシティ)を教える方法
この記事の内容:Speech Blubsアプリでお子さんのことばの発達を促しましょう 1. 早くから始める 2. 子どもの好奇心を促す 3. 自分の行動を意識する 4. 自分自身の偏見に向き合い、知る 5. 自分自身を知り、愛する...
この記事の内容
- Speech Blubsアプリでお子さんのことばの発達を促しましょう
- 1. 早くから始める
- 2. 子どもの好奇心を促す
- 3. 自分の行動を意識する
- 4. 自分自身の偏見に向き合い、知る
- 5. 自分自身を知り、愛する
- 6. 人種や文化への理解を深める
- 7. 正直に話す
- 8. 物語を伝える
- 9. 行動する
- 10. 短距離走ではなく、マラソンとして計画する
タイトルにある通り、この記事では子どもに多様性とそれにまつわる様々な問題について教える方法をご紹介します。親御さんにとってもお子さんにとっても役立つ内容ですので、ぜひご覧ください。
実は、性別、人種、民族、宗教の多様性について子どもと本格的な会話を始めるのに、「早すぎる」ということは決してありません。
親や養育者として、私たちは自分自身と子どもたちを信じる必要があります。つまり、私たちも子どもたちも、難しいテーマや困難な状況に向き合うことができるということです。人種的不公正に立ち向かう次の世代を育てるにあたり、私たちは誠実で具体的、かつ信頼できる存在であるべきだと理解しなければなりません。
子どもたちは私たちの未来です。社会を変えたいと願うなら、その変化を私たちの世代で止めるわけにはいきません。これからの何年もの間、変化を続けていく必要があります。そこで疑問となるのが、「どうやって子どもに多様性について教えればいいの?」ということです。ここでは、幼い子どもたちと人種、人種差別、そして反差別について有意義な対話をするためのヒントをご紹介します。

Speech Blubsアプリでお子さんのことばの発達を促しましょう
お子さんが夢中になって楽しめる1,500以上のアクティビティを体験してみませんか。今すぐ無料体験を始めて、お子さんの成長を実感しましょう!
1. 早くから始める
- 生後6か月までに、赤ちゃんは人種の違いに気づき始めます。そして4歳になる頃には、人種に対する偏見の兆候を示し始めます。
- 肌の色の違いに気づくことや、人種について話すことは全く自然で構わないのだと、お子さんに伝えてあげてください。人種の違いが何を意味し、何を意味しないのかについて話し始めましょう。
2. 子どもの好奇心を促す
お子さんが質問をしたり、気づいたことや経験を共有したり、人種について敬意を持ちながら好奇心を持てるように促しましょう。
- 写真、映画、本、異文化イベントなど、多様な文化に触れる機会を子どもに提供し、その後に体験について話し合ってみてください。
- 子どもと話すために、人種の専門家である必要はありません。自分が知らないことについては正直に伝え、正しい情報を子どもと一緒に見つけるようにしましょう。
3. 自分の行動を意識する
子どもにとっては、親から聞く言葉よりも、親が何をしているかを見ることの方が大きな影響を与えます。
- 親は子どもにとってのお手本です。あなたが話す言葉も大切ですが、あなたの行動(例えば、友人関係の多様性など)の方が、より大きな影響を与える可能性が高いのです。
- もしお子さんが多様性の少ない学校に通っている場合は、可能であれば多様なバックグラウンドを持つ子どもが集まるスポーツ教室や週末のアクティビティへの参加を検討してみてください。様々な人種や民族の登場人物が出てくる絵本やおもちゃを選びましょう。多様な文化や宗教に関する展示がある博物館に行くのもおすすめです。
4. 自分自身の偏見に向き合い、知る
あなたが自分自身の偏見を認め、向き合っている姿を子どもに見せましょう。

- 自分自身が偏見を自覚し、それを克服しようと努力していれば、その偏見を子どもに受け継がせてしまう可能性は低くなります。
- 人種に関することでもそれ以外でも構いませんので、自分が持っている(または持っていた)偏見の例を子どもに話してみてください。そして、その偏見に向き合い克服するために何をしているかを共有しましょう。
5. 自分自身を知り、愛する
- ご自身やご家族がアイデンティティを持つ人種、民族、文化グループの歴史や経験について話しましょう。その貢献について語るとともに、その歴史のあまり誇らしくない部分についても正直に触れることが大切です。
- ご家族(子どもの両親、叔父・叔母、祖父母、曾祖父母など)が直面し、乗り越えてきた困難についての物語を子どもに聞かせてあげましょう。
6. 人種や文化への理解を深める
他者について学び、尊重することで、人種や文化に対する理解(リテラシー)を深めましょう。
- アフリカ系、ラテン系、アジア系、先住民族、白人など、様々なグループの歴史や経験について学び、話し合ってみてください。
- すべての人種や民族グループの中には、異なる考えを持ち、異なる行動をとる人々がいるということを、お子さんにしっかり理解させましょう。人種間の違いと同じくらい、同じ人種グループの中にも多様性が存在します。
7. 正直に話す
子どもに多様性を教えるためには、偏見や抑圧について、子どもの年齢に応じた分かりやすい言葉で正直に話す必要があります。
- 子どもたちは人種のパターン(例えば、自分たちの近所にはどんな人が住んでいて、友だちの近所にはどんな人が住んでいるかなど)に気づく驚くべき力を持っています。そうしたパターンを子どもが理解できるよう手助けし、偏見や抑圧がその理由の大きな一部である場合があることを伝えましょう。
- 人種の公平性を求める闘いは今も続いており、自分たち家族もその取り組みに参加できるのだということを、お子さんに伝えてあげてください。

8. 物語を伝える
「自由のために闘った人々」に光を当てましょう。抵抗と困難を乗り越える力(レジリエンス)の物語を伝えてください。
- 人種的抑圧に関するあらゆる重要な物語は、人々が立ち向かい「権力に対して真実を語った」物語でもあります。お子さんには、そうした物語の側面も教えてあげてください。
- 物語を語る際には、女性や子ども、若者たちも「自由のために闘った人々」として含めましょう。人種の闘いの物語において、英雄が男性ばかりになってしまうと、多くの人々が不当に見落とされてしまいます。
9. 行動する
積極的に行動しましょう。人種の問題において「傍観者」になってはいけません。
- 変化をもたらす主体(チェンジ・エージェント)になるとはどういうことか、そしてどうすればそうなれるのかを子どもが理解できるように助けてあげましょう。
- 可能であればいつでも、交わしている会話を、あなたとお子さんが望む社会の変化や、その変化をもたらすための具体的な方法へと結びつけてみてください。
10. 短距離走ではなく、マラソンとして計画する
- 「よく分からないな」「また後でその話に戻ろうね」と言っても全く問題ありません。ただし、後で必ずその話題に戻るようにしてください。
- 人種についての会話を、お子さんとの日常的な習慣にしましょう。人種は、時間をかけて何度も、様々な方法で繰り返し話し合うべきテーマです。
「子どもに人種差別をどう説明すればいいのか?」という問いに慣れることは、ほんの第一歩にすぎません。これらのステップは、幼い子どもたちが多様性を尊重できるようになるための一つの方法に過ぎないことも覚えておいてください。多様性をテーマにした素晴らしい絵本もたくさんあります。そうした本は、お子さんが音読をしたり、異なる視点を理解したりするのに役立ちます。
著者: Stacie Bennett