子どもの言語療法の受診について

言語聴覚士として、私はこれまで早期療育の対象となるお子さん(0〜3歳)、学齢期の子ども、思春期の若者、そして高齢者と関わってきました。どの年齢でもコミュニケーション能力に取り組むことは同じですが、対象となる方の...

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言語聴覚士として、私はこれまで早期療育の対象となるお子さん(0〜3歳)、学齢期の子ども、思春期の若者、そして高齢者と関わってきました。どの年齢でもコミュニケーション能力に取り組むことは同じですが、対象となる方の年齢によって、セッションの様子は大きく異なります。

たとえば、幼い子どもや、重い脳卒中を経験した高齢の方などは、数週間から数か月にわたって決まった流れで同じ内容を繰り返すことが効果的です。学齢期の子どもや10代の若者の場合は、セッションをもう少し柔軟に進められることもあります。

小児を専門とする言語聴覚士も、ほかの言語聴覚士と同じ仕事をしています!もちろん、子どもの言語的・非言語的なことばの力を伸ばす手助けをして、上手にコミュニケーションがとれるようサポートします。でもそれだけでなく、食べる力や飲み込む力のサポートも行っています。普段、自分がどうやって噛んでいるかなんて、ほとんど意識しませんよね?実は口の中のたくさんの筋肉を使っているのです!小児の言語聴覚士は、新生児から10代まであらゆる年齢の子どもと関わり、こうしたすべての力を育むお手伝いをしています。

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言語聴覚士の初回受診は、たいてい次のような流れです。

  1. まず、言語聴覚士に提出する同意書や問診票の記入をお願いされます。これには保険の情報やお子さんの生育歴などが含まれます。正直に、ありのままを記入してください。お子さんの発達の節目の時期をごまかして書いた保護者の方もいましたが、それでは改善が遅れるだけです!
  2. 言語聴覚士が、保護者の方とお子さんを評価のための部屋へ案内します。お子さんが保護者と離れても大丈夫な場合は、しばらくしてから退室をお願いされます。お子さんが保護者の退室を嫌がる場合は、評価の質問にお子さんの代わりに答えないようにしましょう。つい口を出したくなるものですが、言語聴覚士がお子さんのありのままの姿を見ることが大切なのです!
  3. セッションが終わると、言語聴覚士がお子さんを連れてくるか、保護者の方が部屋を出ることになります。初回の評価で正式な結果が出ることはありませんが、おおよその目安や第一印象を伝えてもらえます。

「子どもと一緒に部屋に入ってもいいですか?」という質問については、答えは「はい」です。ただし、できればお子さんと言語聴覚士の1対1にするのが理想的です。そうすることで良い関係が築かれ、言語聴覚士とお子さんの間に信頼関係が生まれ始めます。

保護者の方へのアドバイス

  1. 言語聴覚士に聞きたいことをリストにしておきましょう。目標や通う頻度など、気になることは何でも構いません。
  2. 言語聴覚士からの提案には柔軟に耳を傾けましょう。療法の頻度は、多ければ多いほど良いとは限りません。
  3. 「宿題」が出ることを心づもりしておきましょう。言語聴覚士が家庭でできる言語療法のアイデアやコツを教えてくれます。できるだけ継続して取り組んでみてください!
  4. 難しいことですが、焦らずに見守りましょう。成果はすぐには表れないかもしれません。さまざまな場面や相手とのやりとりの中で、お子さんの成長がはっきりと感じられるようになるまでには、数週間、あるいは数か月かかることもあります。
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