Speech Blubsの使い方:言語聴覚士が教えるコツ
私たちはこれまでに多くのフィードバックをいただき、アプリを効果的に使うためのコツをたくさん集めてきました。ここでご紹介するアイデアは、ヘビーユーザーである大勢の言語聴覚士の皆さんから寄せられたもので、皆さんは…
私たちはこれまでに多くのフィードバックをいただき、アプリを効果的に使うためのコツをたくさん集めてきました。ここでご紹介するアイデアは、ヘビーユーザーである大勢の言語聴覚士の皆さんから寄せられたものです。皆さんは毎日Speech Blubsを活用してくださっています。その中から特に役立つ回答を選び、このブログ記事にまとめました!
調査にご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。快適なオフィスでアプリを設計するのと、毎日子どもたちと向き合う現場で働くのとはまったく違います。皆さんはまさに最前線で活躍されている素晴らしい方々です。
始める前に、Speech Blubsアプリをダウンロードしましょう!
どこから始めてもOK
大切なのは、お子さんとしっかり関わることです。思い切りおどけてみましょう。(そう、あなたが!)お手本の子になりきりつつ、お子さんに主導権を渡して、好きなものを選ばせてあげてください。 マイク機能がお子さんにとって負担になるようなら、アイコンをタップしてオフにしましょう。Speech Blubsは、ごっこ遊びやお話づくりのための頼もしいツールになります。
アプリはお子さんにゆっくりと紹介してあげましょう。タブレットをお子さんに渡して、ただ結果を待つだけでは絶対にいけません!
まずはステッカーブック(動物のステッカー一覧)から始めてみるのもよいでしょう。少し変わった動物のキャラクターが、お子さんの興味を引きつけます。そして、好きな動物を聞いてみてください。お子さんに指さしてもらい、その動物について話し、思い切り盛り上がりましょう!次はお子さんにその動物を探してもらいます!お子さんの好きな動物が見つかりませんか?ぜひお知らせください。近いうちに追加できるかもしれません!

アプリはとても使いやすく、操作も簡単です。初めての方には、メニューにあるインタラクティブガイドのご利用をおすすめします。最初のエクササイズを順を追って案内し、使い方に慣れるお手伝いをしてくれます。
お子さんに主導権を!
言語聴覚士は、お子さんに主導権を持たせ、やりたいことを選ばせてあげるようアドバイスしています。そうすることで、お子さんは夢中になって取り組めます。練習したい音や絵をお子さん自身に選ばせると、より積極的に参加してくれるのがわかるでしょう。
セラピストの方々によると、子どもの言葉の遅れについて過剰に心配してしまう保護者の方が多いそうです。そのためSpeech Blubsアプリでは、最初にお子さんの聴こえや、社会性・コミュニケーションの発達に関する簡単な「はい・いいえ」で答える質問をいくつかご用意しています。
質問は専門家によって作成されています。結果から、お子さんが同年齢の子どもたちと比べて(発達面で)年齢相応かどうかがわかります。アプリから結果をメールで送信し、お子さんの保育者や言語聴覚士に見せることもできます。
言葉の練習を楽しい毎日の習慣に
繰り返しがとても大切です!音を定着させるために、毎日の短い練習としてSpeech Blubsを使うことをおすすめします。最良の結果を得るには、お子さんと定期的に練習することが大切です。お子さんの集中力ややる気が続かないときは、無理をさせないでください。そんなときは、週に2〜3日、普段お子さんと遊ぶ時間(たとえば寝る前など)を選んで取り組みましょう。
すでにお子さんが言語療法を受けている場合でも、家庭での練習は欠かせません。Speech Blubsを使って、セラピストから出された家庭での練習を楽しくスタートさせましょう。
最良の結果を得るには、お子さんと定期的に練習することが大切です。
遊ぶ時間を決めましょう
セラピストは、1回につき15〜20分程度、またはお子さんのやる気・元気・集中力が続く間、1対1で使うようアドバイスしています。短い時間のほうがうまくいく場合もあります。あるセラピストは、Speech Blubsのセッションを短めにすることをすすめています。そのほうが難しいことにも挑戦しやすくなるようで、きっと上達が実感できるはずです。
一緒にまねしましょう
あなたがそばにいて楽しそうにしていることが、お子さんにとって何よりのやる気につながります。遠慮はいりません。その動物になりきりましょう!セラピストは、保護者の方が子どもと遊ぶときに照れて控えめになってしまうことに気づいています。そこで保護者の方へのアドバイスです……全力でなりきって遊びましょう!四つんばいになってクマになりきるのです。あるいはニワトリに。コケコッコー。ニワトリのような顔をしてみては?怒ったニワトリになってみましょう!思い切りはじければ、お子さんも遅かれ早かれまねしてくれるはずです。
もちろんアプリでは、それぞれの動物をまねするお手本の子どもが登場しますが、Speech Blubsで一番大切なのは、保護者であるあなたです。お子さんと一緒にカメラの前に座ると、より良い結果が得られ、お子さんの注意も続きます。一緒に練習して、お子さんのパートナーになってあげましょう。そうすれば、お子さんももっと積極的に参加してくれます。
1対1の時間にぴったりのプラスアルファ
Speech Blubsは、絵本や絵入りの単語帳など、ほかの活動と組み合わせて使いましょう。本物のおもちゃと組み合わせて、動物の名前を当ててもらい、そのあとアプリでその鳴き声をまねするのもおすすめです。簡単な神経衰弱などのゲームにも活用できます。
アプリはごほうびとしても効果抜群!
毎日Speech Blubsを使っているセラピストによると、これまでのところ、どの子もこのアプリが大好きだそうです。その日あまり話す気分でない子でも、このアプリなら使ってくれて、とても楽しそうにしているとのこと。幼稚園のクラスでもよく活動として取り入れ、楽しい雰囲気で始めるようにしているそうです。私たちは、子どもたちが一生懸命取り組んでいることに気づかないくらい、楽しんで取り組んでほしいと願っています!
フェイスフィルターはがんばったごほうびに!
しばらくすると、プログレスバーがいっぱいになります。これは、あなたとお子さんがしっかりお手本を見ていた証拠です。ミラー画面に進むと、自分の頭にフィルターがパッと現れるのを見ることができます。
やったね!顔認識の魔法です!
写真をたくさん撮りましょう!
フェイスフィルターを使ってあなたやお子さんの写真を撮ろうと誘うと、子どもたちはとてもがんばってくれます。撮った写真はお友だちやご家族、私たちにも送ることができます!おふたりがアプリを楽しんでいる様子をぜひ見せてください。エクササイズを終えたあとのごほうびとして使うのもよいでしょう。
デジタルキャンディでやる気アップ!
ときどき、カラフルなサプライズキャンディや動物のステッカーが現れます。「クマになりきれたら、キャンディをタップしていいよ」などと声をかけてみましょう。キャンディにはそれぞれサプライズが隠れています。楽しい動画が出てくることもあります。
でも、次にキャンディが現れたときには、もっとおもしろいものが見つかるかもしれません。それは会話のきっかけです。画面に表示されたお話をお子さんに聞かせたり、画面の質問をお子さんに投げかけたりしてみましょう。会話を続けることで、お子さんを引き込むことができ、さらにいろいろなことを学べます。
一時停止……お子さんが手に負えなくなることがあるように、アプリの中の子どもたちも、ときには少しうるさく感じるかもしれません。なにしろ繰り返し再生されていますから。音量を調節し、一時停止ボタンを使いましょう。ボタンを押して、アプリのお手本が「待っている」間に、お子さんに動物のまねをしてもらいましょう。

その他のコツ
マウスジムのセクションを使って、ウォーミングアップをして練習の準備をしましょう。子どもたちは、頭にニワトリが乗っていたり、ネコの耳が生えていたりする自分の姿を見るのが大好きです。これを利用して、様子を説明したり、位置や空間を表す言葉を使ったりする練習もできます。アプリのキャラクターになりきって会話するよう、子どもたちにチャレンジさせてみましょう。まだ本格的な反復練習には早い段階のお子さんには、アプリを使ってどんな声でも出せるよう促してみましょう。
セラピストは、Speech Blubsでの活動をその後も続け、細かいステップに分けてはっきりと教えています。ゆっくり進めることで、子どもたちがついてきやすくなります。まず正しい口の動きができるよう促し、そのあとで音を加えていきましょう。
また、話し手の顔を見るのが苦手で、「画面」に強く興味を示すお子さんにも使うことをセラピストはすすめています……少なくとも、話し始めるきっかけになるからです。そのあとで、一緒に社会的な面に取り組んでいけばよいのです。
カメラがお子さんの顔をとらえられるよう、端末を適切な距離で持つようにしてください。お子さんではなく、保護者の方がタブレットやスマートフォンを持つほうがよい場合もあります。スタンド付きのタブレットや台を使うのもよいでしょう。
自閉症のお友だちや、とても恥ずかしがり屋のお子さんの中には、自分の姿を見るのが苦手だったり、写真にグラフィックが加わるのを嫌がったりする子もいます。たいていは慣れてきますが、慣れない場合はお手本の画面のままにしておきましょう。
まとめ
セラピストの間では、私たちのアプリは喃語を話し始めたばかりのお子さんにとても効果的だという意見で一致しています。注意力、模倣する力、発音、理解力、語彙力を伸ばします。自閉症、言葉の遅れ、発語失行、ダウン症のお子さん、さらにはまったく言葉を話さないお子さんにも、数多くの良い効果が報告されています。
すでに何千人もの保護者やセラピストがSpeech Blubsを使って素晴らしい成果をあげており、私たちのアプリを見つけてくださる方は日々増えています。Instagramのストーリーズや利用者の声もぜひご覧ください。
このアプリはふたりで使うためのものです!しっかりとお子さんに寄り添ってください。これはいくら強調してもしきれません。Speech Blubsアプリは、親子で充実した時間を過ごすお手伝いをします。私たちもセラピストも、保護者の皆さんがご家庭で定期的に、補助や便利なツールとして使うことをおすすめしていますが、お子さんとの1対1の練習時間の代わりにはしないでください。
Speech Blubsにまつわるエピソードやコツを、[email protected]までメールでお寄せください。
著者: Natalie Barnes