おしゃぶりのメリットとデメリット
この記事の内容:おしゃぶりとは?/おしゃぶりを使うメリットは?/おしゃぶりを使うデメリットは?/おしゃぶりと言語発達/子どもがおしゃぶりをやめたがらない時の対処法...
この記事の内容
- おしゃぶりとは?
- おしゃぶりを使うメリットは?
- おしゃぶりを使うデメリットは?
- おしゃぶりと言語発達
- 子どもがおしゃぶりをやめたがらない時の対処法
- 言語聴覚士の見解
おしゃぶりとは?
オンラインのケンブリッジ辞書によると、「おしゃぶりとは、赤ちゃんが吸ったり噛んだりするためのゴム製やプラスチック製の乳首」と説明されています。研究によると、80%以上の乳児がおしゃぶりを使用しており、自分自身を落ち着かせる手段としてよく使われています。赤ちゃんの月齢に合わせて、さまざまな形状やデザイン、サイズがあります。
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おしゃぶりを使うメリットは?
- 気持ちを落ち着かせたり感情をコントロールしたりするのに役立つだけでなく、赤ちゃんに安心感を与えてくれます。
- お昼寝や就寝時に使用することで、SIDS(乳幼児突然死症候群:主に1歳未満の赤ちゃんが予期せず亡くなってしまうこと)の予防に役立つという研究結果もあります。
- 早産児(未熟児)の助けになります。実際、早産児におしゃぶりを使用すると、消化を助ける効果があることが研究で示されています。おしゃぶりは吸啜反射(吸う反射)を促します。
- 赤ちゃんとの旅行ですか? 心配いりません。おしゃぶりは気分を落ち着かせるだけでなく、飛行機に乗っている際に耳の気圧を調整して痛みを和らげるのにも役立ちます。
- 赤ちゃんが黄昏泣き(コリック)でぐずっている時や、予防接種の後に落ち着かせるのにも効果的です。
おしゃぶりを使うデメリットは?
- おしゃぶりの使用は中耳炎につながる可能性があります。多くの研究によると、おしゃぶりを常用している赤ちゃんは、使っていない赤ちゃんに比べて中耳炎になる確率が2倍高いとされています。
- おしゃぶりを長期間使い続けると依存してしまい、癖をやめさせるのが非常に難しくなることがあります。
- おしゃぶりは母乳育児の妨げにはならないとする研究もありますが、あまりに早い時期(生後1週間など)におしゃぶりを与えると、授乳の妨げになる可能性を示唆する研究もあります。具体的には、リラックス効果が高いため、使いすぎたり導入が早すぎたりすると、授乳中に赤ちゃんが眠くなってしまうことがあります。
おしゃぶりと言語発達
多くの言語聴覚士は、1歳または2歳を過ぎたらおしゃぶりをやめさせるよう保護者に勧めます。中耳炎などのリスクに加え、長期間の使用はお口の問題を引き起こし、言葉や言語の発達に悪影響を与える可能性があるためです。例えば、おしゃぶりを使い続けると、歯並びの問題や開咬(前歯が噛み合わない状態)を引き起こすことがあります。また、口蓋(上あご)が深くなり、お口の中のスペースが広がって、お子さんの構音(発音)能力に影響を与える可能性もあります。
子どもがおしゃぶりをやめたがらない時の対処法
最初は大変かもしれませんが、おしゃぶりを卒業させるための方法がいくつかあります。
- おしゃぶりは徐々に減らしていくのがおすすめです。例えば、一日中使っている場合は、まず「お昼寝や寝るときだけ」と伝えてみましょう。その後は就寝時のみにし、最終的には完全に手放すようにしていきます。
- この方法でうまくいかない場合は、おしゃぶりに小さな穴を開けてみてください(吸う力を失わせます)。
- 少し極端に思えるかもしれませんが、(もちろんアレルギーがなければ)レモン果汁やアロエベラジュースを使う方法もあります。おしゃぶりを浸すと苦味を感じるため、もう吸いたくないという気持ちにさせることができます。
- そしてもちろん、ポジティブな強化(褒めること)も大切です! お子さんがおしゃぶりをくわえていない時間を見つけたら、大好物のクッキーをあげたり、小さなオモチャを買ってあげたりして、その行動をしっかり褒めてあげましょう。そうした瞬間をお祝いにしてお子さんを喜ばせ、おしゃぶりを使わなくても平気だという自信を持たせてあげてください。
言語聴覚士の見解
おしゃぶりの使用は心を落ち着かせ、吸啜反射を満たすことが知られています。赤ちゃんに安心感を与えてくれる一方で、長期間使用すると悪影響を及ぼす可能性もあります。中耳炎のリスクに加え、使いすぎはお口の問題や依存につながることがあります。
もしお子さんがおしゃぶりを手放せず、やめるのを嫌がっていても、諦めないでください。ポジティブな声かけから穴を開ける方法まで、やめさせるための方法はいくつもあります。簡単ではないかもしれませんが、将来的なお口のトラブルや中耳炎を防ぐことは、たとえ100回かんしゃくを起こされたとしても、それだけの価値があります。
著者: Anne-Elisabeth Germain