お子さんに特別なサポート(スペシャル・ニーズ)が必要かもしれないサイン

ハイハイ、あんよ、おしゃべりなど、成長の節目(マイルストーン)をクリアするたびに、親としてはホッと安心しますよね。

ママと息子のハグ

ハイハイ、あんよ、おしゃべりなど、成長の節目をクリアするたびに、親としてはホッと安心しますよね。

でも、もしその発達の目安に届いていなかったら? 周りのお友達よりも遅れているように感じたらどうでしょうか。「この子のペースで育っているだけなのかな?」と思う一方で、「もしかして特別な支援が必要な子(スペシャル・ニーズ)のサインなのかな?」と不安になる親御さんもいるかもしれません。

この記事では、具体的な発達の分野と、発達の遅れが疑われるサインについて詳しくご紹介します。

粗大運動と微細運動のスキル

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生後最初の数年間は、子どもたちが数多くの身体の使い方をマスターしていく素晴らしい時期です。成長のペースには大きな個人差がありますが、小児科医が目安としている発達の基準があります。たとえば、以下のような点です。

  1. 2歳までに:
    1. 歩く・走る
    2. 両足でジャンプする
    3. ボールを蹴る
    4. 手すりにつかまって階段を降りる
    5. 家具や遊具によじ登る
  2. 3歳までに:
    1. 片足で数秒間バランスを取る
    2. 大きなボールをキャッチする
    3. 片足で立つ、または片足跳び(ケンケン)をする
    4. 後ろ向きに歩く
    5. 三輪車をこぐ

粗大運動(体幹などの大きな筋肉を使って体を大きく動かす力)も大切ですが、同じくらい重要なのが「微細運動(手先の細かい運動スキル)」です。微細運動とは、自分でご飯を食べたり、ぬりえをしたり、お絵描きや文字を書いたりする際に、手や手首を器用に使う能力のことです。

2歳のお子さんなら、自分でズボンを上げ下げしたり、積み木を積んだり小さなおもちゃを重ねたり、クレヨンやスプーン・フォークを使い始めたりできるようになります。多くの3歳児になると、絵本のページを1枚ずつめくる、クレヨンで丸(円)を描く、少し細かいパーツのあるおもちゃを扱うことができるようになってきます。

社会性とコミュニケーションのスキル

子どもが周囲のお友達とどのように話し、関わっているかは、社会性やコミュニケーションに困難があるかどうかを見極める大切な手がかりになります。これは特に、自閉スペクトラム症(ASD)と診断される子どもたちにおいて顕著です。

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幼児期は、言葉の退行(今まで話していた言葉が出なくなること)や常同行動(同じ行動の繰り返し)など、自閉症のサインが初めて現れ始める時期でもあります。他にも、目が合いにくい、感情を表現したり相手の表情や空気を読み取ったりするのが苦手、極端な偏食がある、日課やルーティンへの強いこだわりがある、といった兆候も見られます。もしお子さんにこのような様子が見られる場合は、乳幼児健診の際に相談してみるか、特に言葉の退行が見られる場合は専門医への受診を検討してみることをおすすめします。

言語発達

言葉のスキルは、子どもが生まれてから学ぶ最も重要なスキルのひとつです。生まれたばかりの赤ちゃんは非言語(言葉を話さない)ですが、2〜3歳になると言葉の爆発期が訪れます!

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アメリカ音声言語聴覚協会(ASHA)によると、「子どもは18か月で約50語、3歳までに約300語を獲得し、4歳児の平均では文章を話し、動詞の時制や複数形も使い始めます。3歳になる頃には、身の回りにあるほとんどのものの名前を言えるだけの十分な語彙力があり、絵本の絵を指差してその名前を言ったり、簡単な童謡や聞き慣れた歌を歌ったり、『だれ? なに? どこ? いつ?』といった簡単な質問に答えたり、2〜3語をつなげて話したりすることができ、その発話の大部分は周囲の大人に理解できるようになります」とされています。

もしお子さんの言葉の発達が遅れているように感じられる場合は、定期健診の際に医師に相談し、言語聴覚士を紹介してもらえるか確認してみるとよいでしょう。

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