言語療法のための検査について

お子さんのことばの評価を受けるにあたって、多くの保護者の方は、どのような検査が行われるのか、いつ検査を検討すべきか、そしてどのように…

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お子さんのことばと言語に関するサービスのために評価を受ける際、多くの保護者の方は、どのような検査が行われるのか、いつ検査を検討すべきか、そして言語聴覚士(SLP)をどのように探せばよいのかを知りたいと思われるでしょう。この記事では、お子さんが受ける可能性のあるさまざまな検査について詳しくご紹介し、最後に検査をいつ、どのように受けるべきかについてお話しします。

就学前語彙検査(TOPV)

就学前語彙検査(TOPV)は、物、出来事、経験などを含むあらゆる品詞やさまざまな基本概念を表す単語を、お子さんが理解し使う力を測定します。単語は難易度順に出題され、身近な単語や概念から、あまりなじみのないものへと進んでいきます(wbspublish.com)。

TOPVは、表出語彙(お子さんが話したり書いたりして表現できる語彙)と、理解語彙(お子さんが理解できる単語)に分かれています。TOPVは2歳から5歳11か月のお子さんを対象に使用されます。この検査は次のようなことに役立ちます。

  • 話しことばの障害があるお子さんの発見
  • 早期の意味理解能力の診断
  • 理解語彙と表出語彙の知識の比較
  • 言語支援の進捗の確認
  • 研究の実施
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臨床言語基礎評価(CELF)

CELFには、お子さんの年齢に応じていくつかのバージョンがあります。どの年齢層であっても、検査の形式は基本的に同じです。指示の内容が変わり、下位検査の難易度がそれに応じて調整されます。言語聴覚士として、私が特に気に入っている検査のひとつです。というのも、お子さんの言語能力のあらゆる側面を見ることができるからです。CELFには、お子さんの言語能力を詳しく評価するためのさまざまな下位検査が含まれています。概念と指示の理解、語の構造、表出語彙、文の復唱、文の構造、基本概念、文脈の中での文の復唱、語のクラス、音韻意識などです。

CELFは就学前の年齢から始まり、成人期まで対応しています。文を組み立てること、聞いた情報を思い出すこと、複数の手順からなる指示に従うこと、または語彙に課題がある場合に、お子さんや思春期の若者に実施されます。

話しことば理解評価(CASL)

CASLは、言語処理能力と言語知識を評価します。3歳の幼いお子さんから21歳までの若者に実施できます。この検査のとても良いところは、さまざまな紹介目的に対応できる点です。たとえば、言語療法の対象となるかどうか、特別支援教育での配置、言語の遅れや障害があるかどうかの判断、英語学習者の言語能力の測定などです。

ゴールドマン・フリストー構音検査(GFTA-3)

GFTAは構音能力、つまりお子さんが音をどのように発音しているかを、音節、単語、文、会話のレベルで調べる検査です。2歳から21歳までを対象に使用できます。

GFTAの優れた点は、15〜20分ほどで終わることです。長い検査に座っていられるほどの集中力がまだない小さなお子さんにぴったりです。お子さんが学齢期で、発音がはっきりしない場合には、評価にGFTAが含まれる可能性が高いでしょう。

口頭・書記言語尺度(OWLS)

OWLSは、お子さんがどれだけ文章を書けるか、また口頭で文を組み立てられるかを評価します。お子さんの能力によって40分から2時間ほどかかり、3歳から実施できますが、私としては、お子さんがことばを組み立てられるようになり、文字を書き始めるまでは実施をおすすめしません。

OWLSでは、言語聴覚士が見せる絵をもとに、お子さんにお話を完成させてもらいます。そのお話に論理的な流れがあるか、語彙を適切に使えているか、句読点などの誤りがないか、年齢相応の文法になっているかが評価されます。また、与えられた語彙(定義)をもとに文を作ることも求められます。

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ピーボディ絵画語彙検査(PPVT)

ピーボディ絵画語彙検査改訂版(PPVT-R)は、「個人の標準アメリカ英語における理解(聴覚)語彙を測定すると同時に、言語能力または学業適性を簡易的に推定する」ものです(Dunn and Dunn, 1981)。PPVT-Rは2歳半から40歳までを対象に設計されています。英語版のPPVT-Rは、おおむね難易度が上がっていく175の語彙項目で構成されています。お子さんは検査者が言う単語を聞き、4枚の絵の中からその単語の意味に最もよく合うものを選びます。

PPVTには表出面の検査もあり、お子さんは見せられた絵の名前を答えます。こちらも検査が進むにつれて単語が難しくなっていきます。

発達性発語失行スクリーニング検査(STDAS)

STDASは、お子さんの理解言語のスコアが表出言語のスコアよりも高いかどうかを判断するために行われる評価ツールです。お子さんが表現できること以上に理解できている場合、それは発語失行の可能性を示す重要なサインです。この差が見られた場合、言語聴覚士が確定診断のためにさらに詳しい検査を行います。失行とは、意識的な発話の計画を運動の計画に変換する能力に影響する、後天的な口腔運動性の発話障害で、その結果、話すことが限られたり難しくなったりします。簡単に言えば、頭の中で考えていることばを形にすることができないのです。

STDASは約15分で終わり、4〜12歳のお子さんに使用できます。

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言語発達検査(TOLD)

TOLDはCELFに似ています。お子さんがことばを理解し、組み立てる力を評価する検査です。TOLDも年齢ごとに分かれています。たとえば、幼いお子さんを対象としたTOLD-Primaryがあります。また、思春期や若い成人の学生向けのバージョンもあります。

TOLDの検査には40分から2時間ほどかかります。検査時間は、お子さんの能力レベルや、検査を難しくする認知面や注意面の課題があるかどうかによって大きく変わります。

言語聴覚士に相談するタイミング

Speech Blubsでは、お子さんのことばについて支援を求めるべきタイミングについて、これまでいくつかの記事を書いてきました。すでにお伝えした内容を長々と繰り返す代わりに、ことばに関するサービスについて相談してくださる方に私がいつも伝えている一番のアドバイスをお伝えします。それは「自分の直感を信じること」です。お子さんのことを一番よく知っているのはあなたです。問題があると思ったら、支援を求めてください。専門家が見て「順調に発達している」と言ってくれれば、少なくとも安心できます。もし支援の対象となれば、お子さんは必要なサポートを受けることができます。

自分の直感を信じてください。お子さんのことを一番よく知っているのはあなたです!

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なぜ言語療法が必要なの?

ある保護者の方から、なぜ子どもに療法を受けさせるべきなのかという質問をいただきました。お子さんが支援を受けるべき理由はいくつかあります。

  1. 話すこと・コミュニケーションの遅れ
  2. 話しことばが不明瞭で、友だちや家族、知人に伝わらない
  3. コミュニケーションのための身ぶりや喃語が見られない
  4. 視線が合いにくい、または社会的スキルが不足している
  5. 書きことばの力が弱い
  6. 情報の処理が難しい(書かれたものでも口頭でも)
  7. 記憶に課題がある

お子さんに上記のような様子が見られる場合は、かかりつけの小児科医から言語療法の紹介を受けることを強くおすすめします。

言語聴覚士のもとで支援を受けるまでには、順番待ちになることが多いでしょう。その間、ぜひSpeech Blubsアプリをダウンロードして、ことばと言語の力を伸ばしてください。お子さんが韻、語彙、発音、社会的スキル、口腔運動の練習に取り組める、有意義なスクリーンタイムになります。お子さんの診断がどのようなものであっても、このアプリはことばの学習と上達をサポートします!

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